女王作成の試み
2014年05月02日 08:01
分割した箱には女王ができなかったので、小さい幼虫がついている巣板を入れてみました。
安価な外国産ハチミツの大量流入、移動養蜂の不採算傾向、後継者不足などから、産業としての養蜂が衰退しつつあります。
伝染性の病気や害虫、ミツバチ群の盗難、日本ミツバチ飼育者との蜜源争い、かつてより飼育環境は厳しくなるばかりです。
日本ミツバチの何倍ものハチミツを生産するセイヨウミツバチ養蜂は、明治期より続く産業です。おかげで庶民にも手が届くようになりました。
生産物を外国に頼るということは、生産技術も外国に頼ることになりかねません。たかがハチミツですが、それでいいのかなあ。
養蜂業を再生するためには、その魅力を次世代に伝えることが大切だと思います。
ミツバチ学会